理念

 CEAFOMの名称は、PETER F.DRUCKER氏の著書『Management Challenges for the 21st Century』に由来しています。その最後のページに、日本経済の空前の大成功は、その企業の社員のorganized immobility即ち“lifetime employment”に起因する、そして、それは、21世紀には崩壊するであろうから、日本経済は先進国のなかでは、最大の危機に瀕するであろう、との記述があります。「CEAFOM」はこの予言を覆すために創設され、社名はCorporate Executives'Agency For Organized Mobility つまり、終身雇用に代わるシステムを創るための会社という英語の頭文字を集めたものです。
 確かに、日本の戦後経済興隆の原動力のひとつであった、企業の終身雇用制度は、21世紀になり消え失せようとしています。これは、世界的な自由市場経済の中に、日本もとりこまれていて、その中で競争力を維持し、繁栄を継続するための当然の帰結です。日本だけに通用する硬直的な制度は、鎖国と同じであり、国民の不満の原因にしかなりません。
 終身雇用に代わる制度、それは各個人が、自分のキャリアーを自分で設計し、自分で組立て、自分で管理運営する仕組みです。国が国のために、あるいは組織が組織のために作るキャリアーではなく、自分が自分のために創るキャリアーです。
 すべてのビジネスパーソンが、本当に満足のいくキャリアーを自分で創り上げていく、そのためのお手伝いをする、それが CEAFOMの職務であると考えています。勿論、私共は小さな会社です。できることは限られています。ただ、それが、一つでも、わずかな形でも、実現されれば嬉しく思います。そのために努力を継続して参ります。
 CEAFOMのご紹介サービスの得意とするところは、経営層、その候補者、アシスタント、秘書、専門職などですが、すべてのビジネスパーソン、すべてのひとが、気持ちよく全力を尽くせる仕事をもっていることが、私たちの夢です。
 CEAFOMの独自性は、企業経営に関連する方々の紹介が、常に採用されてからの成功報酬のみであることと、候補者は自ら新しいチャレンジに応じることを申し出た方のみであることです。この方式は、創業時は極めて特殊なもので、現在でも、エグゼキュティブサーチを主にしている人材紹介会社では、例外的なものであると考えています。
 勿論この方式は、エグゼキュティブを対象としない、一般の人材紹介業では普通に行われています。ただ、職務の定義、候補者の選別に関し、準備と実行に非常に多くの時間と手間を要するエグゼキュティブサーチの領域では、実行は難しいとされています。CEAFOMがこの方式に創業以来固執している理由は、このビジネスモデルがクライアント企業様のために、また候補者の方々のために、最善であると信じているからです。独立した事業体は、クライアント企業様の事業に直接貢献しない限り、報酬を得るべきではありません。また、候補者の方は、ご自分のキャリアーはご自分で創造していくべきで、外部の者に勧誘、干渉されるべきではありません。
 CEAFOM創業の目的は、企業様が外部からエグゼキュティブ、あるいはその候補者、アシスタントをできるだけ少ないリスクと費用で採用でき、事業の発展に繋げることです。日本特有の幹部人材の非流動性を打破し、世界経済の発展に寄与する、そのために、CEAFOMは、これまでどおり微力を傾注していきたいと考えています。現在、CEAFOMの得意とする領域は経営職のみでなく、将来、現在の経営に直接寄与する専門職、アシスタント、秘書まで拡張しています。今後も、お役に立てる機会を期待しておりますので、変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
代表取締役社長 郡山史郎
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